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07/16/2016 キャラクターの履歴書
昔から創作のハウツーとかで、

「キャラクターの履歴書を作るべき。
どんな過去で、何が好きで、どんな夢を持っていて。
それこそ、どんなパンツをはいてるかまで考える。
それが仮に一切本編に出てこなくても、
意味がある」

というのは何回か聞いたことがある。

最近でも、荒木飛呂彦さんの本にかなり尺を取って書いてあった。

でもそれを聞くたび、読むたびに
「意味がわからない、ただの自己満足では?」と思った。

そんなの、格闘ゲームキャラの好き嫌いとか、
女性キャラのスリーサイズ設定なみにアホらしい。
ストーリーに出てこない情報をこねくり回してどうするんだ。
時間の無駄だ。

…と思って、過去、何本か漫画を書いているにもかかわらず、
きちんと実行したことはほぼ皆無。

でも最近、何となく(たぶん荒木飛呂彦さんの本を読んだから?)
ほぼ初めてやってみて、
全く持って無意味でないことに気づき、割と深く後悔した。

キャラクターの「考え方」を設定することは、ポンと世界に
置いたとき、どう動くかの指針になる。キャラクターがあって、
世界観があって、そのあとにストーリーが来る。
(この順序自体、創作ハウツーでは良く語られる物だけど、
実感できてなかった)

自分で作った世界であっても、作者は常に迷う。迷いまくる。
そのとき、キャラクターのバックボーンはほぼ唯一、作者が
頼れる指針。

どうりで、いくらストーリーを作ろうとしても、
絶えず迷子になって頓挫したはずだ…。指針がなかったんだから。

あと、(実はこっちのほうが重要かもしれない)履歴書を作ってると、
だんだんそのキャラクターに感情移入していって、好きになる。
色々考えているうちに、「あ、このキャラ動かしたいなあ…こういう感じに」とか、ストーリーの断片が出来たりする。

うーん。正しいことを飲み込むには時間がかかるなあ、
というのが結論です。

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